やっぱり全然好き。世界に対して「なんすか？それ」となって引いている。そんな批評的な自意識の滑稽さをメタ視して更に照れる。
ラストが本当に強烈。これは「放り投げ」ではなくて、松本人志には本当に（ある時期まで）世界がこう見えていたんだと思う。全ての法則がいつ一変しても「ですよね、あはは」と笑って誤魔化すしかないという諦め。そんな世界への恐れ。
加えて素晴らしいのが、生理的嫌悪感をもたらす特異なビジュアルの数々。細部まで拘りを持って立体化された奇想の生々しさが良い。松本さん、もっともっと映像を作ってくれ（無理そ〜）。。
