このレビューはネタバレを含みます
グロテスクな描写が多いので注意が必要。
レディ・オア・ノットが好きな人は好きだと思う。グロテスク度も同じぐらい。
予想外に熱い展開が続いて、大変面白かった。
開始の白鳥の湖を踊るカメラワークから目を惹かれワクワクしていたが、その後の展開も期待を裏切らない。
訳あり初対面軍団が団結↔︎離散を繰り返す辺り、最早ブレックファストクラブ〜スプラッタver.〜とも思える。
決死の大乱闘中に、ちょいちょいバレエのエレガントな動きが入ってくるのも、スマブラのアピールのようで良い。
観客を惹きつけ続けるために、緩急なく展開を詰め込み、ひっくり返し、猛烈な勢いでエンディングまで駆け抜ける印象の作品もあるが、本作の緩急とスピード感は個人的に好きなペースだった。