このレビューはネタバレを含みます
何かがいる森で(こんな映画あったな)迷子になった男女が鳥カゴと呼ばれる建物であるルールを守りながら生活し森からの脱出を図る話。
てなわけで、諸々の説明も程々に開始10分足らずで森に放り込まれるスピード感。そんで常に何かの気配がしつつ物語が展開されるんやけど。
まぁ飽きへんね。
休む暇なく何かが起きる。
そんで何かの気配もムンムンやねんけど。
なかなか姿を現さへん焦らしプレイ。
瞳孔ガン開きで暗闇を覗けば確かに何かがいる。
そんなこんなでシャマラン節ビンビンでストーリーは進んで。
めっちゃお腹いっぱいで迎える物語の転換点。
もう終わりかなっところからもうひと展開。
テイストが変わって重厚で考えさせられる展開を迎える。
この、ラストの展開も面白かった。
ラストが本来の監督の色なんかなって思うけど。
もしかしたら蛇足と捉える人もおるやろうなとも思う。
てなわけで、期待を遥かに超える出来で大変満足な一品でした。