このレビューはネタバレを含みます
危険な森で共同生活をさせられる女。
……うん、良くも悪くもシャマランのDNAって感じ。
謎と展開でグイグイ引っ張ってく面白さはあるが、不思議な外し方をしてくる。
そして最後は愛で丸め込んでくる感じ。
展開が強いせいか、人物描写が弱い気がしたし、
それでラストが、怒涛の説明の果てに説得で終わるという後付け感がなあ……。
説得で終わらすなら、説得する人が説得力を物語を通して持たないといけないと思うのだが、そこも微妙な感じでした。
あと、CGが妙に浮いてて冷めちゃうのがもったいなかった。
低予算的なシチュエーションには、むしろ古典的な映像技法で隠しながら持っていった方がいいんだろうと実感した。
あ、サラウンド音響は楽しかったです。