いそい

オーガスト・マイ・ヘヴンのいそいのレビュー・感想・評価

オーガスト・マイ・ヘヴン(2024年製作の映画)
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印象に残ったのは、姉のフリをした時の譲。
ボタンを上までとめたシャツに茶色のパンツ。髪を結って30代前半しっかりしたOLお姉さんの印象から、姉のフリが終わり、スニーカーに履き替え、シャツのボタンを開け街をスケボーで走る。一気に20代の女性に切り替わる(年齢の設定が明確に出るわけじゃないが、私にはそう見えた)
これは、喪服姿の薫がクリーニング屋で赤いシャツに着替えた時もそう感じた。
さっきまで喪服だったのに、赤シャツに着替えただけで雰囲気がガラッと変わった。

譲と南平がスケボーで街を走るシーン。
めちゃくちゃキラキラしていて、雑誌POPYEでお馴染みのガールフレンド特集号をみているかのようだった。
お気に入りシーン。

商店街も、中華屋も、トンネルも大草原も
素敵なロケーション。3人が車に乗ってるシーンも好きだな。

3人の俳優さん達。
どの方も魅力的で引き込まれる!
他の作品もみてみたい。


somaさん、この映画で初めて知りました。
somaさんの音楽を聴きながら街を歩くだけで自分の日常が、映画ぽさを出してくれてワクワクする。

良い音楽、素晴らしい監督、魅力的な俳優さんたちを知るきっかけをくれた映画。
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