ナオコ

誰が為に花は咲くのナオコのレビュー・感想・評価

誰が為に花は咲く(2021年製作の映画)
4.2
何処にも進めない。
自分の悲しみさえも否定され、椿はあの日から止まったままの気がする。
なぜ?本当にお父さんが?
それすらも誰にも話せないし、訊けない
憎めないよ
だって、
優しかったお父さん
家族であったことを否定したくない
自分の人生は自分のもの
誰が為に花は咲く
それは許されないことなのだろうか
答えはあるのだろうか

渡辺裕之さん台詞は少ないですが作品に重みを与える演技だと思いました。
最後にスクリーンで拝見できてよかったです。
上映後に舞台挨拶がありました。
撮影後上映まで間があいてることなど話されていましたが、
今スクリーンで演じていた椿が目の前でマイクを握っているのが、映画の余韻が覚めやらず、現実なのか、戸惑いがありました。
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