ジェフリーハラダ

デ ジャ ヴュ デジタルリマスター版のジェフリーハラダのレビュー・感想・評価

3.8
シュミットの映画の中では、筋がはっきりして見やすい作品かもしれない。
美男の新聞記者と美女の作家という夫婦。頭蓋骨を自宅に隠し持っている人類学者。歴史的人物の死に取り憑かれた記者は、デジャヴを見る。。。
何もかもが芝居じみている。
映画の中盤からは、シュミット流の心理スリラーに。
主人公によって唐突かつシームレスにデジャヴされる、17世紀の人たちの「演劇性」に、この監督らしい演出が刻印されているか。