数百年前のよくわからん歴史上の人物を謎の執着心で調べ上げていくうちに、自分が神経症になってしまう様子が、サルトルの『嘔吐』でロルボン侯爵を調べるロカンタンの姿を彷彿した。
ダニエル・シュミットの映画…
現在と過去、現実と虚構が入り混じる幻想的な世界観。これはとんでもなく好きなタイプの作品。思ったより観やすい。
「時間」という現実の秩序を解体して、現在の主人公が過去に干渉する。これこそまさに自分の…
デジャヴものというかタイムスリップものとして筋はわかりやすい。でもなぜそうなったか?については、観客は主人公同様謎のまま。
現実がヌルッと過去にスライドする様子が、精神病じみてて怖い。
カメラワーク…
この手の時代混在モノ(そんなジャンルがあるのなら)ってどうしても安っぽくなりがちだけど、これは抑制されたストーリーとロケ地の実在性で神聖さが保たれてる。
時間という概念からの逸脱は形而上学的で興味深…
17世紀スイスの英雄イェナチュをめぐり、過去と現在、現実と幻想が交錯していく様を描いた幻想的な作品。
現代のジャーナリストであるクリストフが、17世紀スイスの英雄イェナチュの墓の発掘を指揮したトブ…
映画『デ・ジャ・ヴュ』『季節のはざまで』鑑賞。ダニエル・シュミット監督作品。夢、記憶、作り話――幻想の回遊が、現実以上の真実味をつくりだす。孤独に寄って立つ人が、もう一度、あの時間に戻りたいと願うと…
>>続きを読む17世紀のスイス・グラウビュンデン州で起きた実在の政治暗殺事件を1980年代の主人公のジャーナリストが調査するうちに過去と現在が交錯し歴史の渦に巻き込まれていく詩的・幻想的な作品
どちらが本当で何…
JENATSCH: 1987 T&C Film AG