過去と現在がシームレスに交錯する夢幻的な作品
歴史を追うとはつまるところそういうことなのか
ラストはホラー展開なわけだが、降り積もる大量の緩衝材が妙に美しくてうっとりした
すっごくアホな感想ですが…
数百年前のよくわからん歴史上の人物を謎の執着心で調べ上げていくうちに、自分が神経症になってしまう様子が、サルトルの『嘔吐』でロルボン侯爵を調べるロカンタンの姿を彷彿した。
ダニエル・シュミットの映画…
現在と過去、現実と虚構が入り混じる幻想的な世界観。これはとんでもなく好きなタイプの作品。思ったより観やすい。
「時間」という現実の秩序を解体して、現在の主人公が過去に干渉する。これこそまさに自分の…
デジャヴものというかタイムスリップものとして筋はわかりやすい。でもなぜそうなったか?については、観客は主人公同様謎のまま。
現実がヌルッと過去にスライドする様子が、精神病じみてて怖い。
カメラワーク…
この手の時代混在モノ(そんなジャンルがあるのなら)ってどうしても安っぽくなりがちだけど、これは抑制されたストーリーとロケ地の実在性で神聖さが保たれてる。
時間という概念からの逸脱は形而上学的で興味深…
JENATSCH: 1987 T&C Film AG