mam

デ ジャ ヴュ デジタルリマスター版のmamのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

17世紀の英雄イェナチュの死の謎をめぐり、彼に取り憑かれたジャーナリストが死の鍵となる鈴を手にした事により現れはじめる既視体験<デジャヴュ>。
ふたつの時代・ふたつの現実が交差する幻想のなかを彷徨いながら、シュミットの仕掛ける魔術的な迷宮へと誘われる...。

ジャーナリスト役のミシェル・ヴォワタの端正なお顔...。謝肉祭での仮面の美貌に震えたキャロル・ブーケは「バンカー・パレス・ホテル」でのマニッシュな装いにもトキめいたのだったわ(シャネルのモデルも務めたという至高の美)

後の「書かれた顔」のように、鏡に向かって能面メイクを施す恋人ニナや、タペストリーのように飾られた斬新な発想のい草上敷きなど、日本文化への関心の高さもうかがえる。

2024-154
mam

mam