品川巻

凶気の桜の品川巻のレビュー・感想・評価

凶気の桜(2002年製作の映画)
3.3
だらだらと暴力を続けてきた美形坊主・山口が、自己肯定感も大事な人も奪われて発狂するお話。義理人情を描いたヤンキー映画の先駆け?

彼らが自己表現をするために、奪還・矯正・排泄と称して「イデオロギー!!!」とか言ってたのに、大人と絡んだことでいとも簡単にぶれてしまうところが、まさに青かった。若気の至りは大人の余裕には勝てない。
「好き嫌いハッキリすんのが大人だろ」とか、やっぱり窪塚語録(窪塚が生み出した訳ではないけど)は視聴者全員の心の中にいるKUBOZUKAを呼び覚ましちゃう卍

それにしても高橋マリ子の顔が好みすぎる......中条あやみに憂いを足した感じ。窪塚と誰かが歴代演じたカップルで言えばこの2人が1番推し。
大好きな原田芳雄、セクシーロン毛時代の江口洋介が脇を固めてるのが意外だし、しばらく古谷一行だと思って観てたら本田博太郎だった...

どっかで聴いたことある声だなぁ〜と思って挿入歌調べたら、まさかのJUJU!?!?窪塚にJUJU!?!?
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