第14回MyFrenchFilmFestival(MyFFF)にて。
パワポみたいな映画。
それは決して否定ではない。今でも印象的な言葉があり、それは映画作家の佐々木友輔がツイッターで発言したものだ。
「映画はこうあるべきという規範は、言語化されたり露骨な抑圧がなされたりしなくなっただけで、今も(さらに強固になって)あると感じる。スマホで数秒撮るだけでも、パワポの図形を動かすだけでも、それが映画として提示されれば映画として受け取る世界の実現は遠い(技術でなく観客の認識の問題)」(2022年10月18日)。
私にもある作品のシーンやカットをみて「これが映画だ」と思う瞬間はあるけれど、それは私の映画受容の中で形成された「規範らしきもの」での認識でしかない。
もっと映像表現は広がりがある。それを改めて実感しました。