このレビューはネタバレを含みます
亡くなってから、この世に未練が残っている人たちがいる世界での話
美奈子は、最初は息子の安否が心配であの世界の人たちに心を開けず張り詰めていたけれど、パレードを通して段々と心を開いていき、笑顔が増えるという変化を上手く表現していて面白かった。
みんなそれぞれの思い残していた未練があって、あの世界の人たちと一緒に過ごし、過去と向き合っていくことで解消されてその先に行く姿を観れたのが嬉しく感じた。
最後に成長した美奈子の息子とナナちゃんが会って、ナナちゃんが監督の映画(恐らくあの世界のみんなと一緒に撮ったであろう作品かな?)を息子が映画観に行ったのは心に染みたなあ。