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ロードハウス/孤独の街の一人旅のレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)
4.0
ダグ・リーマン監督作。

1989年にパトリック・スウェイジ主演で制作された『ロードハウス/孤独の街』のAmazonによるリメイクで、オリジナル版と同じくジョエル・シルバーが製作を務めています。

フロリダの海沿いの町にある人気酒場「ロードハウス」で店の治安を守る用心棒として雇われた元格闘家の主人公:ダルトンが、リゾート開発のため店を潰しにかかる町の顔役たちを相手に熾烈な戦いに身を投じていく姿を描いた西部劇風味のアクション映画です。

オリジナル版は未見なので比較はできませんが、普段は穏やかだが本気を出すと鬼強い主人公vs地元悪党の対決のゆくえを、女医のヒロインとのロマンスを軸に、格闘家時代の主人公の暗い記憶のフラッシュバックを交えて描き出した明快なアクション映画の好篇です。お互い銃は使わず、あくまで素手によるタイマン格闘をメインとした泥臭い喧嘩活劇が懐かしくそして見応えのあるアクションエンタメに仕上がっていますし、海辺のフロリダの明るく開放的な情景も見所となっています。

主演のジェイク・ギレンホールが陰のある最強風来坊を力演していますし、元UFC世界王者のコナー・マクレガーが主人公の前に立ちはだかる脳筋ギャングを好演しています。
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