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ロードハウス/孤独の街のLEEのレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)
4.2
パトリックスウェイジの名作のリメイク
原作とはまた違った切り口の作品だった


映画の大筋自体は原作の作品と同じ
他所から雇われた用心棒が街を支配する悪人に立ち向かうというもの
何が違うかというと主人公が自分の秘められた暴力性に自死を考えるほど悩んでいるということ
スパイダーマンでも見せたジェイクギレンホールのウソっぽい笑顔も相まってサイコパスな感じがハマっていてこれはこれでいい改変だと思ったんだけど、着地があんまりうまく出来ていないような気はした
この設定ならビターエンドになっても良かったのでは…と思った
キャラクターでいうとやっぱり外せないのがコナーマクレガー
ジェイクギレンホールも強烈だけど、それを遥かに凌ぐはしゃぎっぷりを見せてくれて楽しい笑


アクションは今回主人公がMMAファイターで総合格闘家のコナーマクレガーを起用しているということもあってテイストはそっちに近い
でもプロフェッショナルになりすぎない…まさに酒場の喧嘩の延長線上にあるようなアクションに仕上がっていて爽快感もあり見応えあり
あと広角を用いた撮り方も面白かったし、ヒット感も良かった
結構予算のかかっている映画なのでボートチェイスなども混ぜつつラストはタイマンをしてくれるのも嬉しい
でもラストの決着の付け方はう〜ん…あんなやっつけじゃなくて主人公にちゃんと攻略していって欲しかったかなとは思った


原作のカッコよさはないものの、キャストの味を活かしたこれはこれでアリな一本でした
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