ichikawaosamu

ハイフンのichikawaosamuのレビュー・感想・評価

ハイフン(2023年製作の映画)
3.0
婚約を解消したばかりのフィリピン人通訳者と、浮気をした妻から逃げるようにフィリピンにやってきた日本人監督。映画祭で知り合った二人は、フィリピンの方言で彼の作品に字幕を付けて会期中に上映しようと意気投合し…。(ここまで映画サイトからの引用)


映画の中で「映画」が流れている演出は、「ビクトル・エリセ」監督と同じような感じ(←つい最近知っただけだけど、言ってみたかった)。そして、今回は「大阪アジアン映画祭」の期間中だったので、この映画でも「映画祭」を題材なってたのもどこかで狙ってたのかも。知らんけど笑

そんな前置きはさておき、字幕、言葉の使い方が印象的な作品でした。多言語で展開されるストーリーで、「字幕」は単なる翻訳以上の意味を持つような気がしたし、それ自体、映画の重要な要素になっているようにも感じた。
ichikawaosamu

ichikawaosamu