今回揺れる座席+両側にサイドスクリーンというULTRA 4DX方式で鑑賞。
映画内の車の運転に合わせた座席の揺れは結構激しく、嵐の場面で水滴がガンガンかかったりと、4DX要素はマッチしてたし楽しかった。
反面、両サイドのスクリーンを使ったScreenX要素は、没入感が格段に変わったという印象はなく、逆に映画本来の画角がどんななのかが気になってしまい、時々集中できない事が。
「竜巻に立ち向かう」というドストレートな話ながら、主人公ケイトの過去という捻りのおかげで中々グッと来る所がある。
また全体的な雰囲気はなかなか陽気で、それぞれ味のあるキャラのお陰で飽きない。
そしてハリウッドの王道映画らしくラブロマンス要素もあるけど、濃すぎず薄すぎない絶妙な匙加減でクドさはなく、いいアクセントになっている。
しかし陽気なだけでなく、竜巻自体の力強さに加えて各地で残す被害の爪痕と被害者の姿を見せる事で、竜巻の恐ろしさを突き付ける。
このバランスもまたいい塩梅。