『もうアルバムとか買わへんから
その金でチキン食いますわぁ』
本作の監督であり主人公のオ・セヨン
はサイン会に韓服で行くとゆう奇策で
『推し』に認知されるようになった所謂
ソンドク『成功したオタク』である。
だが『推し』は性犯罪者として逮捕
されてしまう……。
本作の英題はファナティックですが
それでも私の愛は変わらない❗️とか
そんなん嘘やぁー、陰謀やー‼️的な
ファナティックな人は出てこない。
何故か代わりに朴槿恵の復権を願う
狂信的な年配の活動家達のとっても
異様な『推し活』が描かれる。
通じるものがあるかもしれんけど
一緒にするのはどうなんでしょう。
出演した『オタク達』は性犯罪者に
なった推しを全否定し鋭い舌鋒で
責めたてる。
ずっと電子足輪外すな❗️今迄に
貢いだモノ返してよ‼️まで。
私の目の届かない何処で静かに
暮らして欲しい。っていうのも
ありました。
だけど、彼女たちが『推し活』に
勤しむ日々は輝いていた……。
監督が『推し』のファンアートを
描くんだけど、拙いその似顔絵に
まだまだアツアツの愛が残ってる
んですよねぇー😆
監督のお母さんのマシンガントーク
も最高でしたし、彼女の推しの話や
監督への愛ある眼差しも素敵。
彼女の私はロイ・キム派にもクスッ
となったわ😆
ちなみに、登場するオタクさんたち
の『推し』は同じ人物だけじゃない。
監督の『推し』と同様に性犯罪者と
なって引退した芸能人たちです。
監督の『推し』を含む加害者たちの
悪行が明らかになった大きな事件が
2019年にありました。
事件に関わって引退した芸能人たち
の中で、監督の『推し』は日本での
認知度は比較的低い方かも😅
一番の大物スンリを推してた女性が
『推し変』し、チキン食べます宣言を
してた子も、やはり新しい夢を追う
着地、嫌いじゃない。
劇場観賞通算799本目。