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成功したオタクのRのネタバレレビュー・内容・結末

成功したオタク(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます


オタクのためのオタクの映画なので、"推し"という存在を思い浮かばない人が見ても、この作品は同じような感情の堂々巡りだな…としか思えないと思う。

自分は韓国のアイドルに推しはいないけど、出てくる感情のどれにも共感ができて、他人事じゃなさすぎて途中本当に涙が出た。
こういうやるせなさの共有というか、感情の整理というか、そういうことができる(機会を作った)監督と協力したオタクたちがよかった。
推してたその瞬間目の前にあったもの感じたことは純粋なものだから、大切にしたいし捨てなくていいし肯定していいと私は思う、けどな〜全員がそうとは限らないよね……。
あとガチで仕組みが分からんのだがヨーグルトマッコリのミキサーはマジで何が起きた❓ww

「刑務所から出てくるな」、「犬飼ってたよね。辛いときはワイン1杯飲んで、犬と一緒に静かに幸せに暮らしてほしい。飲んだら外出禁止で結婚はダメ」、「(グッズの葬式中に)……今私なんて言った?」、「自分たちは二次的な被害者だと思う」「推すなら死んだ人がいい(ニュアンス)」←ぜ〜んぶ喋ったのは自分だったかもしれないしうんうんと返事してたのも自分だったかもしれない

「"成功したオタク"はチケットを買うことでも、サインをもらうことでもない」「"推し"がずっと推せて、それを良い思い出にできるのが成功したオタク」←うろ覚えだけど〆の監督の言葉。そうなのであれば私は!!今のところ成功したオタクです!!!!😭
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