むく

正義の行方のむくのネタバレレビュー・内容・結末

正義の行方(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

すごいものを観た。
まずもって、亡くなった2人が今はせめて安らかに眠ってくれているよう願い、犯人の卑劣さに腹が立ちすぎて、悲しさと怒りで途中で涙が出てきた。絶対に許せない。

その反面、この事件を通して三権分立の意味、報道の役割を考えられたと思う。
インタビューに出てきた人達全員に正義があって、それは同じようで全部少しずつ違って、そしてその正義と真実とはイコールじゃないことが、映画を通して客観的に観ることができたから分かったしとても歯痒かった。それぞれが少しずつ責任を感じてるのも分かって、心が苦しかった。

ただこの事件の冤罪疑惑?が起こってしまったのも、もしかしたら私達が政治に対して無関心なのが理由なのかもしれないと思って、途中から私も責任を感じてしまった。
三権分立がきちんと動いているのか確認するのは私達国民の務めで、今の我々は果たしてきちんとそれが出来ているのか、すごく考えてしまう。
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