「セキュリティチェック」
空港の税関のキャリアアップをして、自分を立派な男になるために行おうと決意したときに、化学兵器を輸送する犯人が自分の周りの人の命を脅かす。化学兵器で沢山の人が死ぬか。周りの人物を助けるか。
主人公の選択が全てを変える。
この映画敵が完璧すぎて、敵のお陰で何倍も面白くさせています。敵がどうやって倒すのかを考えさせるし、空港という場所でバレないように対処するかなど考えることも沢山あり、ハラハラする。
あっさり自分の周りの人を殺したり、言葉が全く嘘ではないし、必ず優位に立つ。悪役として完璧じゃないですかね。
007スカイフォールとノーカントリーの敵と同じ匂いを感じました!
そして、今回の映画のモチーフはナワリヌイ暗殺未遂事件だと思います。ロシアで今回使ったのはノビチョクで、舞台空港で、確実に監督はナワリヌイをイメージしたと思います。ナワリヌイさんは2024年2月16日に亡くなりましたが、今でも悔やまれる存在でした。
ハラハラと最高の悪役を観たい人にはお勧めの作品です!