手荷物検査は綿密に
緊迫感MAXのクリスマス映画であり、久しぶりに良作のネトフリ作品。祝うべき日にこんな事件が起こるなんて考えるだけで鬱になりそう。そんな過酷な状況下でも最後まで諦めずに犯人と対峙する主人公の姿に痺れる2時間。テンポが良すぎるサスペンスで最後で駆け抜けられます。
タロン・エガートン主演作を観るのは久しぶりで、ジェイソン・ベイトマンの珍しい悪役ぶりも最高。主人公との能力の差がそこまでないからこそのリアルな対立。尚且つカリスマ性もあるので魅力的なヴィランでした。
最近のハリウッド映画ではなく、どこか懐かしさのある本作。1990年代、2000年代のサスペンスアクション映画の雰囲気が集結したかのような作りで、かなり満足度は高いです。映画館でも問題なく上映できるクオリティです。今年のクリスマスはこれを観よう!
2024.12.16 初鑑賞