久々にちゃんとサスペンスアクションを観た感がある。
ロサンゼルスの空港で運輸保安官として働いている主人公が、目的不明で姿を現さない敵の指示に従わざるを得ない状況から敵の目をかいくぐって警察などに連絡を取ろうとする前半と、敵と対峙した後に何とか相手の犯罪を止めようとする後半、主人公のやらなければならないことが少しづつ変わるものの、全て緊迫感があって良い。
なお、最後のワンシーンで主人公の苦労が報われるあるアイテムが映し出されて大団円。
大作では無いが、秀作といって良い。かつて『逃亡者』や『交渉人』といった映画が好きだった自分には好物です。