韓国版『キングスマン』的家業アルバイターでeスポーツ三昧な今風Z世代がリクルートされるは秘密組織ではなく性再犯を取り締まる実に実務職
なんてったって武道スポーツ万能だからぁ❗️(三段以上じゃないとなれませーん)
この映画(保護観察官)の落ち度、職員に被害が出たのは、スタンガンバックルを支給してないからだゾ❥(偉くない奴をビリビリマジックで抹消できないだろうがっ😤)from『クロスミッション』
武道実務官 − 暴力的問題を起こす監視対象を"物理的に対応する保護観察官"
※同時期配信のボリウッド『セクター36』も含め、"児童(女)性虐待"を主題として扱ったエグい話でもあるので、子供の視聴、嫌な気分になる方はお気をつけください
この映画、設定・脚本・構図・アクションを含めた映画を形作るほぼ全てと言っていいぐらいの要素が"優秀"過ぎます!これといっての減点箇所が見当たらないほどの"完成度"とも言えるけど…
アクションの満足度高けりゃ☆3.8以上余裕だろう!という単純な人マインドですが、それを囲む要素・流れが計算づくめだな、と感じるほど。
毎回思うけど、韓国(映画)、Netflix『D.P. ー脱走兵追跡官ー』など面白い設定見つけてくるな!とw(未見だけどw)
韓国ならではの軍関係で日本とは違い、エンタメの幅が広がるのもあるけど、さすがに保護観察官の延長線の「武道実務官」の話は盛りモリシーでこんな物騒ではないだろうけど、これが実話だったらさすがに韓国は"修羅の国"過ぎますw
『ソウルの春』観た以上、冗談事じゃない真実味には震えるんですが…
こんな"児童性虐待"を正面に捉えて描く"アクション・エンタメ"を撮ろうとする韓国の勇気と闇深さが"ダークウェブ"みたいなもんすよ!(暴論)
"ダークウェブ"に流す動画収入の為の組織(とすると闇深さが限界突破で違った映画になるが…)、グループにも問題が拡大し、"動画"がKEYになるのも『セクター36』に若干被るのですが…
要するに、昔からある性暴行組織犯行が「ダークウェブ」と今風にはなっていますが、お隣"先進国"でも深刻化してるのだから、日本が先進国か?論はさておき"無関係じゃない"、"ただのエンタメとして熱狂しない"とは言えるかも知れません…
ああ、またNetflix映画(『ユニオン』)で『キングスマン』を持ち出していますが、再度言いますが超常的な秘密組織ではなく、"プーの若者がリクルートされる"という経緯からの持ち出しです。
でも、コミックテイスト(超常的)ではないのに、職業実務できちんとした"武道アクション大作"となってるのも比較対象として『キングスマン』が浮かんできても不思議ではない、はずw
そんな"今風"を活用した"特殊職業アクション"の主演キム・ウビンさんですが、柔道、テコンドー、剣道、の有段背景にありながら、家業手伝い(配達人)ゲーム(eスポーツ)仲間とのワイワイな人生を楽しんでる状態から、強襲を受けた「武道実務官」を"余裕で"助けたことから始まる"仮職業体験ストーリー"となります。
この◯バカと言いたくなる"ゲーム仲間"の活躍が、前日譚のみで終わらず"一度だけじゃない"活用が、エンタメとしての"バラエティ色"を拡げてるのも上手さを感じるところ。
主には、ゲーマーは「ドローン」で"足輪(GPS)"を外した仮出所重罪人の位置を確認という形で活躍しますが、それ以外がにも2,3人じゃない複数グループなので、もっとダチ仲間にビジュアル以外の"個性(活躍方法)"を与えた"チームプレイ"だったらもっと絶讃評価できた可能性がありますね…
キム・ウビンさん自身は、役作りかも知れませんが目がギョロギョロして「おばたのお兄さん」に少し似ている(マーキノ!の方ではなく)上に、ヘラヘラした感じなので、この人が性犯罪じゃないけど終盤になって何かやらかすんじゃないか…?と不安に駆られたのは自分だけでしょうか?(笑)
でもそれが、"生きがいを見つける若者像"という"前フリ"で「成長」の前身として最大限に活用できてるのは見事だと思います。
ヘラヘラで危なそうなキャラなのに、自分の昔からの旧知で良くしてもらってる"女性"が襲われるシーンで、一気に頭の血が上る"復讐"ちっくな暴挙を"韓国映画らしく"するかと思えば、きちんとした"倫理観"と"武道の精神"を見せるところで、「お」とこの主人公に掴まれるんですよね。
それでこの犯人に対するシーンも、逮捕した時の「規約宣誓?」の「発言が不利になります」等の言えてない"未熟さ"も、前フリの"伏線"となるんだから腕のある脚本ですよw
宮川大輔さん似のアクションのできない保護観察官としての"チーム長"キム・ソンギュンさんとのコンビ感もなかなか。『奈落のマイホーム』あってか愛着の抱きやすさも異常(笑)
これにより、
友情チーム(自警団) ✖ 先輩後輩コンビ ✖ 孤高アクション
と様々なバリエーションの魅力が詰まっているんです。
アクション面での"2箇所絶体絶命ピンチ"の演出やラスト"再戦"の"熱さ"も充分。
"韓国映画らしさ"の中華包丁&肉切り包丁vs牛骨など、名作韓国アクションの"オマージュ"ともとれるシーンや、ノワール・ヤクザムービーでよく見られる多対1、コンビの"ドチャクソアクション"もしっかり見られるなど、アクションに過不足なし!
主任さん、不運過ぎて「ドンマイ♪」👍️😉とか皮肉るを超えて、黙祷を捧げたるほどの非業さなんなの…(え、復帰初日?)