はなゲ

戦と乱のはなゲのレビュー・感想・評価

戦と乱(2024年製作の映画)
3.5
16世紀末の朝鮮半島
倭寇の侵略により戦乱に巻き込まれた、
身分違いの2人の男の友情話なやつ。

期待以下だった。
カン・ドンウォン演じる賤民(せんみん)と、
幼馴染であるパク・ジョンミンで
アクション多めに展開してゆくので、
2人のファンなら楽しめる作品かも。

キムシンロクの舞台撃のような芝居が嫌だった。
わざとかもしれないけど、
臭すぎて学芸会みたい。
チャの役作りは相変わらず凄かった。

史実ベースとあったので、
どこまで史実か気になって、
ついでに身分制度についても調べてみたら、
人物とストーリーはほぼフィクションで、
吉川玄信という日本のキャラクターも
実在の人物ではなかった。
この重要な日本人に感じては、
完璧な日本母語話者を配役して欲しい。

律令制度のもとでの賤民(せんみん)は、
身分制度の中で最も低い階層に属する人々で、
中でも種類があり、
代表的なものには以下のような階層。

奴婢(ぬひ)
主に貴族や政府に仕える奴隷。

官戸(かんこ)
国に属して特定の仕事し一定の権利を持つ。

公奴(くぬ)・公婢(くひ)
国家の所有物として働いた人々。

私奴(しぬ)・私婢(しひ)
個人に所有され、働かされる人々。
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