中里唯馬さんが出演したPodcast「emeraldpractices」を聴いて飛び込みで観ました。
捨てられた服たちの最終到達地点の1つ、ケニア・ナイロビ郊外。市場、ゴミ処理場そしてそこに暮らす人々の声。服を作ることに葛藤を覚えながらも、仕事・役目として彼はコレクションのための服をゴミから製作していきます。
1ヶ月を切ったタイミングでのパターンナー失踪、パリ到着後判明するフィナーレを飾る衣装のロスバケ…美しくも環境問題を提起するために奔走するオートクチュールデザイナーYUIMA NAKAZATOとそのチームを追ったドキュメンタリー。
最後のエンドロールに声を聞いたケニアの人々の個人名まで明記されているところにこの作品自体の包括性を感じました。