春とヒコーキ土岡哲朗

スパイダー/増殖の春とヒコーキ土岡哲朗のレビュー・感想・評価

スパイダー/増殖(2023年製作の映画)
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蜘蛛はそのままで十分怖い。

(試写にて鑑賞)

蜘蛛、虫の不快感を的確にホラーにしすぎている。

虫は、デザインや素材が人間からしたら遠いのもあるし、小さく動き回る姿も恐ろしい。それを、パニック映画ではなくホラーとして扱っている。
この映画に登場する蜘蛛は、勝手に増殖するしありえないスピードで大きくなっていく。それは現実離れしたフィクション要素だ。でも、怖がらせる動き方は、現実と一緒。その現実にもある部分が十分ホラーだったことが判明した。

こんなに怖いものを平気で何度も見せてくる。怖がらせる、嫌がらせることに容赦がない。