蜘蛛はそのままで十分怖い。
(試写にて鑑賞)
蜘蛛、虫の不快感を的確にホラーにしすぎている。
虫は、デザインや素材が人間からしたら遠いのもあるし、小さく動き回る姿も恐ろしい。それを、パニック映画ではなくホラーとして扱っている。
この映画に登場する蜘蛛は、勝手に増殖するしありえないスピードで大きくなっていく。それは現実離れしたフィクション要素だ。でも、怖がらせる動き方は、現実と一緒。その現実にもある部分が十分ホラーだったことが判明した。
こんなに怖いものを平気で何度も見せてくる。怖がらせる、嫌がらせることに容赦がない。