ヤナガワ

理由なき反抗のヤナガワのネタバレレビュー・内容・結末

理由なき反抗(1955年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

結構荒くて雑な展開。
でも10代の頃のむしゃくしゃする感じは、アレぐらい感情飛んだりするもんだなとも思う。

ジムが警察に行く前に両親とケンカするシーンはよかった。
あのシーンを描きたかったんじゃないかな。
「僕はただ正しいことがしたいだけだ。また僕から逃げないでくれ」
このセリフはかなりティーンエイジャーの解像度高い。
自分を見てほしい。決めつけないでほしい。理解できなくても寄り添ってほしい。
そんな感情。
理由がないんじゃない。わからないんだ。言語化できない。

でもこういった感情を抱くのが10代ってわけじゃない。上述した感情は大人だって持っている。ただそれを剥き出しにできるのが10代なんです。
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