オカケン

Cloud クラウドのオカケンのレビュー・感想・評価

Cloud クラウド(2024年製作の映画)
4.5
アンジャッシュ渡部が「週刊誌の記者は目に光がない。記者の仕事は薬の売人や運び屋と同じ」と(冗談で)言っていたことを思い出す。
転売屋という清くない仕事をしていると集まってくる怨念を雲=クラウドとして表現しているが、そのエネルギーは怨念だけではなく自分で考えることを放棄した堕落者からの依存も含まれる。何もできない古川琴音が可愛くて構ってしまうし、佐野もまた違う種類の従属したい人間だった。
集まってくる連中が本当に面白い。chimeでハマった吉岡睦雄さんはとてつもない存在感を放っていたし、相変わらず素晴らしい発声でさらに好きになった。
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