菅田将暉主演で一見間口は広いがそこは黒沢清、一筋縄ではいかない。
小さな悪は次第に肥大化し、やがて巨大な雲のように人々を飲み込んでいく。
人間の憎悪と悪意が集団心理を暴走させ、実体を獲得し、有象無象…
孤独のグルメのおじさんって、こういう仕事してる間に美味しい店も探してたのかなあ。
極端すぎる転売屋の末路。
世の中全てが転売で成り立っている思う自分は、安く仕入れても定価までなら許しちゃうタイプ。…
客観的視点の長回し
フレームイン、フレームアウトを使って観ている側の視線を意識したカメラワーク
シーン切り替わりのぶつ切り感
暗殺の森的シーンや地獄の警備員役の松重さん、そして廃墟と銃
歪で理不尽…
菅田将暉の横顔の鼻が魅力的。
いつもながら
人はどんなことでも
身に付けている能力や技術がある奴がすごいんだってこと。
そしてそれをここぞって時に発揮できる奴が魅力的ってこと。
途中世界が一気に広…
転売ヤーという「公然の小悪」をシリアスに描いて、徐々にまわりの「人生に失敗した人」が不満を募らせていく前半は台詞回しに一癖あって面白かったけど、後半、工場でのドンパチで急に「黒沢清すぎる」展開になり…
>>続きを読む観客が求めるものを一級のクオリティで提供した上で想像もつかない方向に転じていくのが最高だった。黒沢映画のアクの強さを大衆の理屈にはめ込むと「バーバリアン」とか「ヴィジット」のラインになるという発見が…
>>続きを読む訳のわからない人々が次々とよく分からないことを言って、大した理由もなく殺し合って次々と死んでいくとにかく異様な映画。
黒沢清は扱うネタや見せ方は違えど、とにかく徹底して世界の終わりを描こうとしてい…
転売ヤーが一人マトモ
何が怖いのか良かったのかわからない作品。
前半は転売ヤーの吉井の儲ける話。
転居したら襲いに来る奴らが。
最初の方の機械を安く買い叩かれたオヤジだけ
吉井に憎悪するこ…
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