全然観る予定なかったけど、とてつもなく評判が良いので。
原作漫画は少し前に無料公開された時に読んだ。この時もSNSで話題になっているのを見て読んだので、ネットの力がいかに凄いかが分かる。
正直なところを言うと、めちゃくちゃ絶賛とはならなかったんだけど、個人的にすごく刺さったのが、初めて京本の4コマ漫画が載った時。
それまで自分の絵がすごいものだと信じて疑わなかった藤野が、自分より上手い人はいる、しかもこんな近くに、ということを認識する。
そして、恥ずかしさやら悔しさやら、多くの感情に支配され、がむしゃらに頑張る。
人が成長するかしないかはここで分かれるような気がする。
自分が1番じゃないことなんてざらにあるし、特に環境が変わったタイミングでそれに気付くことも多いと思う。
そこで頑張れる人は本当にすごい。
私は自分がピアノ上手いと思ってる時期あったけど、高校に行って別にこのレベルは普通にいるんだなって思って、ふーんそっか、ってなってしまった。
