観る前は短いのにいつもより高い料金払うの正直嫌だったんだけど、最高でした。
今年ベスト候補。
個人的に感じてたタツキ漫画の読みにくさがうまいこと中和されてて良い映像化だった。
レゼ編も楽しみだな、ハードルめちゃ上がったけど。
簡単に天才って言葉を使うなって言われてる気がした。
突如現れたライバルに追いつくためにとてつもない努力をするも、ライバルはもっと努力をしててみたいな前半の流れとても苦しいけど好き。
自信をなくすほど、才能がないわけじゃない藤野のお話の面白さ異常だし、継続できることの凄さもあるんだよなー。タツキの短編集好きだから短いお話にセンス感じちゃう。
自分が追いつきたいと思った人に認められてたことを知った藤野のルンルン最高。笑って泣けるいいシーンだよ。あの辺は漫画で想像してた通り。
責任を感じる藤野を優しく包み込む、京本の部屋。言葉なしであそこまであの時の「追いかけるという選択」に後悔がないことを表現できるのすごい。
次元を越えたあの演出も悲しさに拍車をかける。
もう書くことを止めることは出来ないんだろうなぁ。
四コマで泣かされる映画珍しいって。
2024
280