グリリ

呪われの橋2 怨霊館のグリリのレビュー・感想・評価

呪われの橋2 怨霊館(2023年製作の映画)
3.8
兄カイが手がけようとした製作した実際に事件や怪奇現象が頻発する大忍館を舞台にした拡張現実ホラーゲーム。しかし兄はテストプレイの最中何かに巻き込まれ意識不明のまま目を覚まさない。妹ティンは兄の身に何が起きたかを調べるが…。

1観なくてもって感想もあるけど、絶対に観た方がいい。なるべくなら間隔も空けずに。
あんまり評判聞かなかったけど、めちゃくちゃ面白かった。
前作も捻りの効いたストーリーやったけど、ゲーム性を絡めたより手の込んだ内容に。映画でもありながらまるでホラーゲームをプレイしてるかのような楽しさも味わえる。
ちらばる作中の不自然な違和感が、何かしらの怪異ってだけではなく、ちゃんと意味のある怪異の流れがあって回収されていく所がスゴくいい。

ただ前作の記憶がおぼろげにしかなかったせいで、作中でふわっと補完はしてくれてるものの、結局そういう事でいいのかなみたいな消化不良。加えてラストシーンは初見ではマジでどういう事?って状態になり凄まじいモヤモヤに。
軽く見直してある程度スッキリした部分もあるけど正直ちょっとよく分からん所も残ってるけど、そんなに期待せずに観たら思ってた以上に楽しい作品でした。



※以下軽くネタバレ
軽く前作を見返した感じ、おそらく以下時系列(間違ってたらすみません)
2016
前作▶呪われ橋での怪異。5人が死亡。ディが唯一生き残る。
今作▶カイがテストプレイによって重体に。
2019
今作▶ティン達がカイのゲームを引き継ぎ今回の怪異に巻き込まれる。
この年にディは大学に警備員として赴任し自身も巻き込まれる。
(悪霊に差し向けられての行動。今作の学生を生贄しようとしたのかは正直微妙。キャスターと関係を持つ事が目的の1つだった?)
2020
今作ラスト、及び前作冒頭とラスト▶キャスターに近付きカメラマンとして「呪われ橋」の情報提供し、新たな生贄を捧げようする。
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