にく

エイリアン:ロムルスのにくのレビュー・感想・評価

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)
3.0
F・アルバレス『エイリアン:ロムルス』(24)。第一作の直後という年代設定も手伝ってか、兄スコットの『〜プロメテウス』と『〜コヴェナント』にあった新味と緊張感がない。そしてまたしても最も立場の弱い者の口から(第二作、或いは『NOPE』同様に)「エイリアン」に対してわざわざ吐かれるあの台詞。
 『サユリ』のあのミソジニックな台詞が果たす役割とほとんど同じな訳です。おかげで、今回のエイリアンは、人種表象において、またしても複雑な問題を孕んでしまいました。
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