指の小指

エイリアン:ロムルスの指の小指のネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

製作はリドリー・スコット、監督は「ドント・ブリーズ」シリーズに携わるフェデ・アルバレス。

西暦2142年、劣悪な環境のジャクソン星に暮らす主人公レインとアンドロイドのアンディ、そして4人の仲間は生きる希望を求め宇宙ステーション“ロムルス”を目指すがー。

時系列が一作目と二作目の間ということもあり、特にその二作品の要素・オマージュを色濃く感じた今作。シリーズを通しアルファベット順で登場していたアンドロイドの名前が「A」に戻ったところを見ても(アッシュと同タイプのデータでアップデートという部分も含め)、強烈なホラー要素を見ても、まさに原点回帰な作品でした。

テイストは踏襲しつつも、無音の使い方、チェストバスターが群れをなし襲ってくる場面、監督の過去作そのまま息を殺す場面、これまでほぼ描かれなかった無重力を利用したスリリングな回避シークエンスなど、フレッシュなカットも多かった印象。

主人公レインを演じたケイリー・スピーニーには新世代のリプリーとして続投して欲しいし、アンディ役デヴィッド・ジョンソンの泣きそうな顔も良かった🥺イザベラ・メルセードも白身の演技!🤰

ノストロモ号の残骸に始まり、細かい台詞、セントリーガンオマージュの残弾メーター、“ニューボーン”と対になる“オフスプリング”などなど、過去作マラソンをしていたから気付ける要素もあり満足🙌これで終わるとは思えないので、期待して待ちたいと思います。

しかし、ウェイランド・ユタニ社のブラック具合がどんどん明るみになるなぁ…。ここまで来たらクロスオーバーでアンブレラ社と合併して欲しいくらい⛱️笑
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