久々に本当に出来の良いハリウッドSF映画を観た感じ!
元は監督の持ち込み企画で、配信映画用でスタートしたらしくミニ牛丼くらいのつもりで観に行ったら、特盛牛丼だった。お腹いっぱい、正統進化!
何度目かの続編だけど、やっぱビジネス主導の続編じゃなくて、クリエイター主導だとリスペクトとかサービス精神が違うな〜。
「信頼できないアンドロイド」の役目を主人公と擬似的な兄弟の絆で繋がるアンドロイドに担わせたのは、彼の中に元の弟は残っているのか?いないのか?という別軸の緊張感か生まれて面白かった。パルスライフルのオート照準とかSF映画ならではのガジェットのフレッシュさも良かったな。
うるさ方には否定的な意見が多いみたいだけど、シリーズの骨格とお約束を守りながら、新しさもあったじゃんね。お約束を蹴っ飛ばしたらまたなんか言うくせに!これ以上何を求める?
最後の最後のサプライズ展開を上から止められたのを「エイリアンにおいて、ディズニーが止めるってことは"やるべき"ってことだ」って押し切った監督を讃えたい!