スキピオ

シビル・ウォー アメリカ最後の日のスキピオのレビュー・感想・評価

4.0
もしも米国で内戦が起きたら?というドギツいテーマも、若手ジャーナリストのメンターとの成長ストーリー、大統領にインタビューをするために北米大陸を東上するロードムービーとして芯が通っていて観やすい。

国民に銃を向ける大統領のモチーフはあからさまに米国のあの人ということで現実感が担保されているんだけど、その他の説明や描写をしすぎない「余白」や「上品さ」があって、作品としてタイムレスな「普遍性」を感じさせるのがよかった。