むーちん

ヘル・ゴースト/悪魔のスケアクロウのむーちんのレビュー・感想・評価

2.0
ど〜〜〜してもカカシと特殊部隊を戦わせたかったんだろうな…っていう意味不明な脚本と、珍妙な演技の役者たち。強盗が割とみんな間抜けで良い奴なので全然凶悪犯に見えないの致命的だと思う。83分しかないのに非常にテンポが悪い。
キャッチコピー「怨霊か、ゾンビか」だったらしいけど、なんとな〜くあのボロ小屋に住んでた3人が怨霊ゾンビ案山子になったんだろうな〜…というのを匂わせる程度で、結局正体も真相も分からず仕舞いなのでそこら辺はちゃんと描いて欲しかった。
雰囲気と特殊メイクはそこそこ良くて、はらわた抜かれて札束と麦わら詰め込まれてるのとか良かったよ。
メイキング見たら、特殊メイク担当はたまたま監督と同じ店でモンスターマガジンを買ってたオタクというだけの素人同然の高校生だった。後にリック・ ベイカーに弟子入りしてウォーキングデッドなどを手掛けてるらしい。夢がある。そんな彼のドラマチックな半生が映画になる事があれば、この映画も再評価されるかもしれない。
あと、犬が無事なのポイント高い!飼い主の死体を食おうとするけど!
むーちん

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