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蛇の道のyumeQのネタバレレビュー・内容・結末

蛇の道(2024年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

小夜子の蛇のような眼差しに身動きが取れなくなるような凄みがあった。バトル・ロワイアル並みに攻撃的な柴咲コウさんが見られる映画。

職業上薬や注射でもっと簡単にあの世送りにはできそうだけど、アルベールの補佐役として徹底して監禁・拷問で苦痛を与えているところ、その胸の内が想像を絶していて、もっと小夜子という人間を知りたくなった。
小夜子が吉村(西島さん)にかけた言葉が印象的で心がざわついた。小夜子が終わらない方が苦しいのだと深く信じ込んでるのが分かって、だから吉村を後押しし、悲しむ女性にもああいう言葉をかけたのかと納得もいった。

フランス映画というだけあって、オリジナル版とは全く違った雰囲気が新鮮だった。どっちを先に観たほうが良いとかは無さそう。もしかしたら元の方の不気味さを期待していった人はなんか違う...ってなるのかもと思った。

セクシー系の気まずいシーンなし!
スプラッター描写なし!
子供が痛がってるシーンなし!
拷問・暴力シーンあり!!!
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