たかちゃん

蛇の道のたかちゃんのレビュー・感想・評価

蛇の道(2024年製作の映画)
4.9
直線的な話の展開。横道に逸れない。枝葉がない。登場人物の日常、回想、性格なども省略されているのに、何ら支障はない。無駄、贅肉を削ぎ落し、復讐という怨念が凝縮されたスリラー。オリジナル版と同じ内容なのに、哀川を女性に変え、舞台をフランスに移したただけで、新しいストーリーのように観てしまった。
臓器売買組織の告発とか、社会派に与することなしの潔さ。
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