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蛇の道のtkmのレビュー・感想・評価

蛇の道(2024年製作の映画)
3.9
オリジナルは観ておらず予告編も機会がなかった。ある意味無の状態で観た。舞台がパリでほぼフランス語なので、フランス映画かと思った!!

それでも柴咲コウがすごくよかった。蛇に睨まれるような迫力。淡々とした展開は好みだった。拷問になりそうでならないところが、くる!と構えたものの肩透かし。笑
ストーリーの運びどおりぼーっと観てたので、本当の目的に気づくのがかなり終盤になってしまった。

吉村(西島秀俊)は何だったんだろう。
パリの生活に馴染めず精神不安定になる吉村。終わりがあるなら楽、むしろ終わらない方が地獄なのではとサヨコは言う。
気を紛らわせる何かをサヨコ(柴咲コウ)は持っている。終わらない蛇の道を歩んでいる。そういう気づかせ要員かな。(サヨコの何かはサイコパス?)
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