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明日を綴る写真館のtkmのレビュー・感想・評価

明日を綴る写真館(2024年製作の映画)
3.5
誰も傷つかない、悪い人がいない、お涙頂戴しない、ある意味安心して観られるハートウォーミングなお話。

よかった点
・平泉成と市毛良枝の安心感
・Nikonのカメラ。(鮫島さんはフィルムカメラ、太一は父から貰ったデジタルカメラ)
自身も学生のときはNikonのフィルム一眼、壊れてからはデジタル一眼を使っているので親近感。写真が撮りたくなる。フィルムカメラのシャッター音とフィルムを巻く音が心地よいのよ。
被写体と通じ合い撮る写真は自らの鏡のようなものというのは分かる気がした。
・ゴローさん(犬)
・風景や自然光が美しかった

野暮だけどつっこみどころ
・ほぼ全編にBGMのように流れるピアノのメロディ。いいけどメリハリなくずっと流れすぎていて、過去の思い出にはピアノが流れてるのか?なにか事件が起こるのか?など余計なことを考えてしまった。
・太一とマネージャー、ところどころ「演技してる」って気になってしまった。
・ケーキちゃんの服…なんでもない。
・美保純がおばあちゃん?若い。。
・場面により冗長に感じてしまった。

予告編がまとまっていて温かみがありよかったのだけど、本編は予告を超えてこなかったかも。。
でも、心のザワザワ感は皆無なので疲れてる時にぼーっと観るのにオススメ。
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