Bobsan

蛇の道のBobsanのレビュー・感想・評価

蛇の道(2024年製作の映画)
4.2
青木崇高が気色悪くて良かったですね。彼はこういうネチョ〜ッ、ヌチョ〜ッとした粘着質のゲスを演じさせたら抜群に巧くて最高ですね。
前回の「蛇の道」は殆ど憶えていないのですが、敢えて観直さずに新鮮な気持ちで観たので楽しめました。が、難点を言えば同じ展開の繰り返しと、絵面が変わり映えしないので途中で飽きると同時に軽く睡魔にも襲われました。
しかし柴咲コウが素晴らしく、現時点での今年のベストアクトレスでした。流暢なフランス語に驚き、銃を撃つ姿や車に乗り込んで運転する姿、寝袋を引っ張って車のトランクに押し込んだ後の表情、心療内科医の白衣姿などが全て完璧で様になっていました。
日本の俳優もどんどん海外に出て、活躍の場を広げて欲しいですね。
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