ウィリアム・フリードキンが「エクソシスト」以来17年振りに監督した本格ホラーですが、盛大にコケましたね。
原作はダン・グリーンバーグという作家の「ナニー」で"乳母"という意味です。
この作品は当初、サ>>続きを読む
ホラー映画かと思って観たらアクション映画でした。
頑張って最後まで観ました。エンドロールは耐えきれず飛ばしました。
初期の北村龍平作品より稚拙なジャリ向け素人自主映画で観てるこっちが恥ずかしくなる苦痛>>続きを読む
日本では1982年に劇場公開された作品ですが、その時は95分にカットされてしまい、1991年にWOWOWで初めて183分の完全版がお披露目されたスティーブン・キング原作、トビー・フーパー監督のTV映画>>続きを読む
前作「ミンナノウタ」よりは面白かったと思います。
しかし、個々の恐怖シーンはインパクトあるものの、話の軸がないので観客が傍観者になってしまっていると思いました。
渋谷凪咲演じるほのかは主人公ですが、狂>>続きを読む
最近のこの手の作品によく見られる"1時間待って下さい。その後クリーチャーいっぱい映ります。ゴア描写も気合い入ってます。でも残りの上映時間20分位です"というタイプの作品ですね。
1時間我慢すればその後>>続きを読む
この作品はバグジー・シーゲルの訴追に纏わるエピソードを元にした舞台演劇を映画化したもので、物語の殆どがホテルの一室で展開されます。
実はなかなかにハードな物語なのですが、主演のジェニファー・ガーナー扮>>続きを読む
フランク・ヘネンロッター監督は「バスケットケース」や「バッドバイオロジー 狂ったヤツラども」でも自分以外の何かに支配され破滅していく人間を描いていますが、これらは明らかに覚醒剤を始めとしたドラッグのメ>>続きを読む
フリッツ・ラング監督作品。日本未公開がもったいないフィルム・ノワールの傑作ですね。
開巻10分でルイス・ヘイワード扮する主人公の売れない作家スティーブンがメイドを誤って殺してしまいます。もうフィルム・>>続きを読む
原作のアイラ・レヴィンは「ローズマリーの赤ちゃん」でも悪魔崇拝者達に取り込まれていく若妻を主人公に描きましたが、本作でも同様のテーマをややSFチックに描きました。
個が多数に取り込まれてしまうテーマの>>続きを読む
実在した15世紀のワラキア王国の君主で"串刺し公"の異名を名乗るヴラド・ツェペシュがドラキュラになるまでのエピソード0ですね。
コッポラの「ドラキュラ」の冒頭では敵の策略で自死に追い込まれた妻のエリザ>>続きを読む
1940年代から1950年代にかけて盛んに作られたフィルム・ノワールの最初期の作品ですね。
光と影のコントラスト、ドイツ表現主義など、後のフィルム・ノワールの基本的な手法が本作で確立されました。
破滅>>続きを読む
元ネタが「ヒドゥン」なのは言うまでもありませんが、決して潤沢ではない予算でやりたい事をできる限りやっている姿勢には好感しかありませんね。
色んな映画からのいただきも多く見られますが(先述の『ヒドゥン』>>続きを読む
某○ッ○オフでDVDが16000円くらいで売っていました。さすが好事家をターゲットにした価格設定は格が違うと思いました。
僕も金持ちなら迷わず買っていたかもしれません。
今ならスティーブン・セガールの"沈黙"シリーズなどに代表される"同じシリーズだと思ったら違う映画"というものに初めて遭遇した作品ですね。
「ヘルダミアン」が結構好きだったのでその続編なら観るに決まって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「めまい」、「サイコ」、「ウエストサイド物語」などの超かっこいいタイトルデザインを手掛けたグラフィックデザイナーのソール・バズが監督した途轍もなく恐ろしい作品ですね。
宇宙の異変によって地球に棲む蟻た>>続きを読む
マイケル・ベイは毎回アクションレベルを更新して来ますが、今回程のステップアップは今までありませんでした。
この後の「アンビュランス」でまたしても更新しますが、残酷アクション度で言えば本作の方が凄まじい>>続きを読む
映画雑誌等、いろんな媒体で"究極のZ級映画"などと紹介されているのでどれどれどんなもんかいのうと思って観てみたら、いやいやそんな事は決してなく、きちんと映画として作られた立派な作品でした。
ストーリー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最後、ようやく救出されたと思った主人公のマリアンは救出した軍人によって射殺されますね。本作はこのシーン抜きで語る事はできないのでネタバレ全開です。これによってメキシコ政府が軍事国家としての新体制(ニュ>>続きを読む
邦題は間違ってはいませんが、メーカーはこの傑作がこの邦題で売れると思っていたのでしょうか?ちょっと猛省を促したいところですね。
原題は「ABSENTIA」。"不在"という意味です。近頃「エクソシスト」>>続きを読む
「DAY 1」って言うから1日目だけの話だと思ったら3日くらいの話でした。
一作目の赤ちゃんはさすがに無理があるだろー、と思っていましたが今回は赤ちゃんから
猫ちゃんになりました。赤ちゃんよりは無理が>>続きを読む
脇役になんとも豪華な俳優陣を揃えていてビックリしますね。ジョン・キャラダイン、アーサー・ケネディ、エヴァ・ガードナー、「ロッキー」シリーズのミッキー役が有名なバージェス・メレディスを始め、ジェフ・ゴー>>続きを読む
オープニングから既に雑で、そのまま雑に終始してしまいました。
「暗闇にベルが鳴る」のリメイク云々の前に、もう少し丁寧に作りましょう。
前回の「ウィラード」はとっても良かったのに…。
カッコウという鳥がいますが、その托卵という特異な生態を人間に置き換えた作品ですね。「光る眼」という名作SF映画と題材的には同じです。
謎の女性が女の子を産んだまま姿を眩まし、その出産に立ち会った4人の>>続きを読む
銀残しの硬質な映像が作品全体に緊張感をもたらしていて効果的ですね。
100分の上映時間の内66分経ってようやくクリーチャーが本格的に登場し始めます。そこまでを退屈に感じるか否かで作品の評価も変わってき>>続きを読む
エンパイア・ピクチャーズが倒産し、新たにチャールズ・バンドが懲りずに立ち上げた"フルムーン・ピクチャーズ"製作の作品ですね。原題は「DOOLMAN」。
宇宙最強の銃"クルーガーブラスター"は主人公のブ>>続きを読む
濃厚に「風の谷のナウシカ」に影響を受けているのがわかりますね。
昔「風の惑星 スリップ・ストリーム」という映画があって、決して派手ではないのですが、構築された世界観に魅了されて忘れられない作品でした。>>続きを読む
あまり評判が良くなかったので心配でしたけど、とっても面白かったです。
イシャナ監督はお父さんの遺伝子をたっぷりと受け継いでいますね。お父さんも「レディ・イン・ザ・ウォーター」や「エアベンダー」など、フ>>続きを読む
この作品もPOV映画の落とし穴にはまってしまっていると感じました。
何故撮影しなければならないのか?その理由が単に撮影クルーだからというだけでは少し足りない。撮影し続けなければ何かしらの実害がどこかに>>続きを読む
この映画の見どころは何と言っても大人赤ちゃんを演じたデイビッド・マンジーさんですね。役名はズバリ"The Baby"。当時32歳のマンジーさんがオムツを付け、甲高い声で泣き、ハイハイし、指しゃぶりしま>>続きを読む
あの夫婦と使用人達がもう少ししれっとしていたらもっと良かったかもしれません。メイドのおばちゃんの一人はそんな感じでしたが、如何にも何か裏がありそうな立ち居振る舞いだったり、後ろめたい雰囲気があるので、>>続きを読む
なんと本作にはルネ・クレールが1942年に監督した「奥様は魔女」に主演したヴェロニカ・レイクが出演していますね。その彼女がどういう役で出ているかというと、邦題にあるDr.フレデリック博士、つまり主演な>>続きを読む
冒頭の出産シーンがいいですね。望んでいない、産まれてはいけないと思っていた赤ちゃんの泣き声を聞き、顔を見た瞬間にローラは我が子を愛し、抱きしめます。
時々、公衆トイレやコインロッカー、自宅の押し入れか>>続きを読む
青木崇高が気色悪くて良かったですね。彼はこういうネチョ〜ッ、ヌチョ〜ッとした粘着質のゲスを演じさせたら抜群に巧くて最高ですね。
前回の「蛇の道」は殆ど憶えていないのですが、敢えて観直さずに新鮮な気持ち>>続きを読む
ラストシーンが最高ですね。こういった観る者を唖然とさせるラストシーンは「恐怖の火あぶり」、「マニアック」(80)、「メイクアップ 狂気の3P」、「マザーズ・デイ」など色々とありますが、本作も世界?代ラ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「オーメン」を逆手に取ったアイディアが秀逸な傑作ですね。前半はストレートなホラー作品かと思って観ていると、随所に挟まれるコメディ描写でこれはちょっと様子が違うぞ、と気付き始めます。
真相がわかってから>>続きを読む
なんとなく乗り切れなかったのは、かつていたイマジナリーフレンドを描くには主人公が年齢的に現役過ぎるからではないかな、と後から考えて思いました。