suke

ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへのsukeのレビュー・感想・評価

3.5
場に溶け込みながら活動を淡々と見つめる。そんな中で被写体がカメラにリアクションして撮影者も反応する場面を入れてきて、そういうところにざわつきがある。
活動を通して人々の記憶をめぐる営みをうつしていくが、一枚その活動の主体の人物たちのフィルターを通すため、撮影者と被写体直接の関係性の時間変化などからくるものが醸し出されるおもしろさというよりは、記録として、映る人たちすべてに平等な眼差しをむけたものになっている。
suke

suke