言うまでもなくローランドの元ネタである人間には2種類あってな云々。とにかくおもろすぎる、なんでもっと早く観なかったのか。
拳銃よりも煙草と縄のバリエーションが映画を推し進める。火を貸す関係性の提示から吸殻が足跡となり最後の一服を直接吸わせてやる描写へ繋がるが、同じく首吊り・導火線として登場する縄はイーストウッドが大砲を煙草で着火するシーンで統合され、映画はクライマックスへ向かっていく。
前作と同じオルゴール音が一瞬流れると沸点を超えるアップの応酬、即席絞首台から『見下ろす』視線関係はラストで再び反復される。
あと例のシーンで最初から「unknown」をフレーム内に収めてるのもポイント高い。人間はこれくらい汚くあるべき野蛮さと、ヤニカスとは思えない歯の白さ！
