ベルリン国際映画祭にて。
アンドレ・テシネ監督 x イザベル・ユペール、ナウエル・ペレス・ビスカヤール共演。
Les gens d'à côté=隣人たち
テシネ監督作は現時点でまだ3本しか見てないけどクオリティが安定しているなーと思う。
イザベルが演じる警察官のルーシーの家の隣に越してきた一家の主は活動家として犯罪歴ありの男だった…という状態でご近所交流する話。
自分のプロ意識からくる助けたい気持ち、しかしそれは彼らにとっては的はずれなものかもしれない。友情と仕事の倫理観の間で葛藤するルーシーのドラマと思いきやスピリチュアルな部分あってちょっと驚いたが、ルーシーの公私の葛藤、対立する政治的信念、トラウマや喪失への向き合いかたを含むドラマとほんのりサスペンス混じりの見易い映画。
でもルーシーが警察官だってことは他のご近所さん知ってるんじゃないの？と思ったりもした。
