KaZui

新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!のKaZuiのレビュー・感想・評価

1.9
💬小林啓一監督作品。主演の藤吉夏鈴は演技経験が浅いのだろうけど、かなり浮いてしまっていた。明らかにセリフを噛んでいるようなシーンもあって、それを撮り直さないのもこれがいちばん上手くできたカットだったたのかなと思ってしまった。ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』や今泉力哉監督の『街の上で』あたりでたまにある噛んでしまうこと自体が自然すぎて意図的に残したような感じではなかった。そして、藤吉夏鈴の下手さに引っ張られるかのように、普段気にならない若手~中堅どころも軒並み演技が下手に見えた。地方の深夜ドラマのようなクオリティ。髙石あかりも『ベイビーわるきゅーれ』や『わたしの一番最悪なともだち』などでは感じたことのないくらいボロボロの演技だった。原作あるものなのかと思ったらオリジナル作品。にも関わらず、主人公が何もしていない。主人公のひたむきさに周りの心が動かされて、とか、主人公の計画で闇を暴く、とかでもない。音楽だけが単体でみれば良かったが、本編のクオリティが伴っておらず、浮いてしまっていた。

初鑑賞:2024年8月15日
鑑賞方法:映画館(サツゲキ)
2024年212本目。
8月8本目。

🗣残念ながらだめでした。藤吉夏鈴さん、森山未來に似てますね。彼女のファンであれば応援するみたいな気持ちで楽しめるかも。
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