シド・バレット 独りぼっちの狂気のモグのレビュー・感想・評価

家にあるDVDと重複するところが多いのは仕方がないか。でも映画の方が太ってしまった晩年の姿もあって、その点はよかった。絵は描き続けていたらしいが、みんな破ったり消したりしてしまったらしい。もしかしたら表舞台から消えたところから、本当の人生が始まっていたのかも。面変わりしてしまった人の中にシド・バレット成分は残っていたのだろうか。それともシド・バレットは儚く美しい幻だったのだろうか。途中に挿入されるヒプノシスの映像がとても美しい。