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野生の島のロズのWAR太のレビュー・感想・評価

野生の島のロズ(2024年製作の映画)
4.4
ドリームワークスが送るロボット×動物を描いた家族と成長のストーリー

 バカ泣きました。最近子供が生まれたのもあって大号泣。舞台設定的には未来ですが野生が大いに残る島に流れ着いた家庭用ハイテク補助ロボット「ロズ」が動物達と出会い、そして様々な経験を経て成長していく物語ですがアニメーションでしか出来ない動物とロボットとのコミュニケーション。本来死ぬ運命だったガンの子供との親子としての成長。ロズを攫いに来たロズを作った会社と動物との戦いなどいくつも映画の中で山があって何度も泣いてしまいました。
 日曜昼間で親子連れの方々が多かったですが終わってみれば子供は楽しそうにしているのに対して親御さんがめっちゃ泣いているのが印象的でしたね。何気に音楽が滅茶苦茶良い。
 本当にこういうアニメでしか描けない物語を劇場で見れてよかった。個人的なベストシーンは渡り鳥として飛び立つシーンですね。あそこの音楽と飛び立つガン達の映像の美しさはアニメーション史上でもかなり上位に来る素晴らしさだったと思います。

 映画は見る年齢、自分自身の状態というのはかなり大事な要素ですが子供が生まれたばかりの自分にぶっ刺さる名作だと思います。親子で是非見てほしい作品だと思います。
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