放送事故の瞬間を目の当たりにする体験ができる作品。
50年近く前の当時のTV番組の雰囲気が見事に再現されていて、画質の悪さが逆にリアル。
本来はブラックジョークを交えたトークショーであり、それだけでもまあまあ面白い。共演者のガスをイジるくだりは思わずニヤけてしまう。
そんな深夜のトークショーがまさかの地獄絵図に…ハプニングが次々と起こる展開と、ライブ中継の臨場感によって、画面から目が離せなかった。でもあまり集中しすぎると目が回るのでご注意を。
また、登場人物のキャラと役割が明確なので無駄な考察が要らない。展開が少し予想できてしまうのだけれど、逆にそれが心地良かった。
ちょっと笑えてちゃんと怖いオカルトホラー。今年のハロウィンに映画を観るなら、ぜひ今作かビートルジュースを。